スリランカから出発72時間前のPCR検査@コロンボ
2021.9.9
2021年8月31日現在、日本帰国時には出発72時間前のPCR検査による陰性証明書の提出が義務付けられています。
スリランカ渡航を計画している方にとって、少し不安になる点ではないでしょうか。
当然ですが、日本で準備できるものではありませんからね。スリランカから日本に帰国する前に、現地で検査を受ける必要があります。
そのような不安を少しでも解消していただくために、コロンボのPCR検査について、みなさんに紹介してみようと思います。
病院の様子はこのような感じ。ここでは駐車場に急ごしらえの検査室を作ったようですね。
*受付の様子
*検査室入口
検査から証明証発行までの流れは以下。
①予約
▶病院によってやり方は様々。電話口で予約時間を指示されて、予約完了の連絡をくれないところもあります。この場合、本当に予約が取れているかも不安ですし、当日行ってみたら予約がない、なんてパターンはスリランカあるあるです。連絡をしっかりしてもらえる場合でも、携帯SMSやスリランカでは一般的なワッツアップを使用するので旅行中の日本人にはちょっとハードルが高いかもしれません。
②検査
▶出発2日前に検査を受ければ翌日(出発前日)に証明書を受け取れることになっていますが、病院さんは遅れても責任はとらないので出発3日前の検査が無難です。この場合、出発2日前に陰性証明書をもうことができます。ただし、飛行機の出発時間によっては3日前に検査すると72時間前に含まれないので要注意です。
例:1月4日19時出発の場合。3日前は1月1日ですが、72時間前となると1月1日19時です。1月1日の日中に検査を受けてしまうと、72時間以上前の検査になってしまいます。基準は検査時間です。
③結果
▶これも病院によって様々。一旦ネットで結果を確認できるところもありますが、検査翌日に証明書の受け取りと同時に結果を知るパターンもあり(陽性なら別途連絡がきます)。検査当日にネットで結果確認できた場合は、オリジナルの陰性証明書は検査翌日に受け取りが一般的です。
④日本入国用の陰性証明書への転載
▶以下のような陰性証明書が発行されますが、日本が定める陰性証明書に内容を転載してもらうのが無難です。転載は受け取り時に改めてお願いするパターンと、検査日に先に提出しておくパターンがあります。日本仕様に慣れている病院もありますが、慣れていないと受け付けてもらえなかったり、確認に時間がかかってしまう可能性もあります。
参考:発行された陰性証明書(もちろんすべて英語です)
検査料金は上限6500ルピー(証明書発行含む/約4000円)で全国一律です。一時期は病院によって金額が違い、10000ルピーを越えるような病院もありました。これでは誰も受けられない(特に現地の方)ということで、政府が料金の上限を設定しています。
ガイドさんの帯同/通訳や、ホテルでの出張検査を行っている場合などは別途費用がかかる可能性がありますが、検査料自体は上記の金額になります。
旅行者は検査費用の名目で法外な料金を請求されないように注意ですね。外国人でも金額は変わりません。